めんどくなったら消す日記
by mesousa7
カテゴリ
全体
日記
以前の記事
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
如月の無料タロット占い ..
from タロット占いサイトを無料でご..
毎月の収入が1億円を越え..
from 「えっ? 年収が1億円?」
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


何かの思い出

高校二年くらいの時から、二年半ほどオンラインゲームをしてた。
凄く単純なゲームでグラフィックもファミコンレベルだったけど、二年以上プレイしてる人も多く、なぜか僕もずっとそのゲームを続けてた。
敵を倒して経験値を貯めつつ武器を集め、ラスボスと戦って勝つとクリアとなりまた経験値0の状態からやり直しになる。何度もラスボスを倒しながら、珍しいアイテムや武器を集める。そんな感じのゲーム。

キャラを見るとその人がクリアした回数が分かるので、その数が多いほど偉い(?)みたいな感じになってた。
ゲーム中、死ぬとクリア回数が0になるので、結構厳しいゲーム。
始めて一年くらいたった頃、僕はラスボスを倒すのにも飽きて「酒場」って名前のチャットルームで他のプレイヤーとチャットをしていた。

ここで紹介。「みやくん」

彼はかなり早いペースでラスボスを倒し、見るたびにクリア回数が増えて二ヶ月で程で有名なプレイヤーになった。それからはよく酒場に顔を出すようになり、クリア回数を増やしつつみんなとチャットもした。
みやくんには小学生の娘さんがいて、よく父親にとってどれだけ娘が可愛いかを語ってた。そのせいで、みやくんが酒場に顔を出すと「お父さん。娘さんを下さい!」とか何度も言われてた。普段顔文字をたくさん使い、やさしい口調のみやくんもその時だけは「ダメだ。娘はやれん」って凄い速さで返事をしてた。
それからみやくんは何ヶ月も、酒場に顔をだしつつ順調にクリア回数を伸ばしていった。

しかしある日、酒場に現れたみやくんのクリア回数が0になっていた。
みんな驚いて話を中断した。何て声をかければいいか分からなかった。するとみやくんは挨拶してからみんなに話した。
「娘がゲームをやってみたいって言うから、回復を絶対に忘れないようにって言ってやらせてあげたんです」
「何分か後に娘に呼ばれて見てみると、回復を忘れて死んだらしく、キャラ登録画面になってました」
「叱ろうかと思いましたが、娘が泣きそうな顔をしてたので何も言えませんでした」
僕は、やっぱりみやくんだな~と思った。

二週間ほど後、やはり何ヶ月もかけて増やしたクリア回数が0になったのがショックらしく、集めたアイテムや武器を他のプレイヤーに渡し、みやくんは引退した。
[PR]
by mesousa7 | 2006-05-25 01:05 | 日記
<< 五月の終わり さかなのマーチ >>